昨日のドイツ対ポルトガル戦は、
両者打ち合いの面白い試合でしたね!
試合のテンポがほんと速かった!
ドイツは、シュバインシュタイガーの見事なミドル2発!
オウンゴールも誘って、積極的な攻めが功を奏しました。
ポルトガルは惜しいシーン何度もあったんですが、
カーンの素晴らしいセーブが光りました!
W杯も残すところあと1試合!
決勝戦は、イタリア対フランスになりましたね。
この組み合わせは予想できなかった!
イタリアは参加国最強のディフェンスを誇り、
これまでオウンゴールでの失点のみというのは驚異としか言いようがありません。
さらに連動性のある攻撃と強力な攻撃陣を備え、
高いレベルでバランスのとれたチームになっています。
特筆すべきは、攻撃面ではピルロ。
守備面ではカンナバロの動きです。
ピルロはキープ力があり、滅多にボールを失いません。
尚かつ視野が非常に広く、的確にボールをさばき、
チームをどんどん動かしていきます。
加えて、長短織り交ぜた決定的なパスを出すこともでき、
これまでのイタリアのMVPに上げれるんじゃないでしょうか。
カンナバロは身長175cmとDFとしてはかなり低いのですが、
それを補って余あるカバーリング能力が光ります。
危機察知に優れ、ポジショニングが絶妙。
見ていて美しいディフェンス、惚れ惚れします。
トッティについつい注目が集まりがちですが、
加えて、ペロッタ、カモラネージ、グレッラ、ザンブロッタの両サイドに、
ピルロを交えた攻撃は、連動性に優れ、
効果的で効率的な攻めにつながっています。
一方、フランスはかつての優勝メンバーをメインに据え、
これまでの経験と実力に加えて、勢いまで手にいれてきました。
グループリーグではチグハグが目立っていましたが、
ここに来てチームとしての完成度が俄然増しました。
改めて言うまでもないですが、やはりジダンは素晴らしい。
絶頂期を彷彿とさせるような、トップフォームを維持し、
チームに躍動感を与えています。
そして、リヴェリーはワールドクラスへ向けて一皮むけた印象。
グループリーグでは空回りしていたのですが、
見違えるような素晴らしい動き。
自信を持ってドリブルする様は、さらなる活躍を期待させます。
ディフェンスはなんといっても、
ヴィエラ、マケレレの両ボランチが特筆すべき動き。
加えて、テュラム、ギャラスのセンターバックは、
素晴らしい経験を元に、非常に安定しています。
唯一不安点を上げれば、
イタリアのデルピエロやジラルディーノ、イアキンタのように、
途中交代で活躍している選手が少ないこと。
交代によって効果的に活性化しているとは言えません。
逆にイタリアは控えの選手にもクオリティの高い選手が多い。
今大会ではこの途中交代のタイミングや選手によって、
勝敗の分かれる事が非常に多く、
ギリギリの戦いになった時に、果たしてどういった展開になるか。
もちろん早起きして観ます!