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ピアノを弾くということ

2004年08月09日

それは自分にとっては呼吸することに等しいもの。

物心ついた時から弾いていた。
いや、というよりは小さい時は「弾かされていた」というのが正確なところ。
親戚のおばさんがピアノの先生をやっていて、4歳の時に見学に行ったのが始まりだった。
両親は共にクラシックが大好きで、習わせてくれた一番の理由は
「大人になって嫌なことがあっても、きれいな曲を弾いて心を落ち着かせることができれば」
と願ってのことだった。

しかし自分が好きで始めたのではなかったので、ほんと練習が嫌で嫌で仕方なかった!
週に一回のレッスンだったのだが、一度も練習しないまま即本番なんてのはしょっちゅう。
よくこれだけやる気のなかった生徒を13年間も教えてくださったなと、
親戚のおばさんには今、本当に感謝している。

そうして嫌々ながらも長い間続けたことが、今は本当によかったと思っている。
あれだけ練習するのが嫌だったピアノが、今では人生に欠かせない大切なものとなった。
決してプレイは巧くはない(断言します!)
でも弾くのが大好きだ。
優しさと強さを兼ね備えたピアノの音色が大好きだ。
感情の赴くまま、何時間もピアノに向かって、
その瞬間にしか作り出せないたくさんの曲を、今日も弾き続ける。

SOULWAX

2004年09月08日

soulwax.jpg

UKのロックバンド。
パッと聞くと、いわゆる売れ線のロックバンド
に聞こえてしまうのですが、
じっくり聞くと、その楽曲の完成度、
豊かなメロディライン、
果敢に挑戦するその実験性に驚かされます。

特にアレンジが素晴らしい。
メロディに対して全く違和感がなく、自然なのです。
一方で、テクノテイストを加えた
一瞬、違和感を感じさせるような実験的なアレンジの楽曲もあり、
ロックの王道を突き進むような楽曲もあり、
また「Too Many DJ's」というサイドプロジェクトでDJプレイもこなす、
非常に音楽性に幅のあるバンドなのです。

Much Against Everyone's Advice」が1stアルバム。
アルバム名にもなっている「Much Against Everyone's Advice」はもちろんのこと、
「Proverbial Pants」「The Salty Knowledge Of Tears」
「Funny」「Too Many DJ's」などなど、
バラエティにとんだ楽曲が揃っています。
つい最近「Any Minute Now」という2ndアルバムが出たようです。
うむむ、これは早速聞かねば。

EMERSON,LAKE & PALMER

2004年10月06日

elp.jpg

1970年代に異彩を放ったプログレッシブロックバンド。

キース・エマーソン、グレッグ・レイク、カール・パーマー
の3人からなるスリーピースバンドで、
破天荒なライブパフォーマンスと先鋭的な楽曲で一世を風靡しました。

写真のアルバムは
「KING BISCUIT FLOWER HOUR」という
当時の人気ラジオ番組で流した、
1974年と1979年のライブ音源を納めています。
(アルバム名:KING BISCUIT FLOWER HOUR PRESENTS EMERSON,LAKE & PALMER)

キース・エマーソンの天才的なキーボードプレイと哀愁を誘うグレッグ・レイクの歌声。
そしてカール・パーマーの若さ溢れる力強いドラム。
素晴らしい、ただ一言。

N響を聴く

2004年10月16日

何年ぶりかでクラシックのコンサートに行きました。

場所は渋谷のNHKホール。
プログラムは「シューマン ピアノ協奏曲 イ短調 作品54」
「R.シュトラウス アルプス交響曲 作品64」
というもので、
指揮は、ピアニストとしても有名だった「ウラディミール・アシュケナージ
NHK交響楽団の定期公演でした。

シューマンのピアノ協奏曲では、オーケストラは小編成ながら、
久しぶりの生のオーケストラは迫力満点!
また、ピアニストが素晴らしく、終止演奏をリードしていました。

第二部のR.シュトラウスの交響曲では、フルオーケストラとなり、
まさに圧倒的な迫力でした!
生のヴァイオリンやホルン、ティンパニーの音の圧力には、
久しぶりに背中がゾクゾクしました。

楽曲は前衛的な構成になっていて、
正直、非常に難しかった。
全てはアルプスの気候や一日の流れを表した交響曲であると説明を受け、
楽曲としては難解だが、一方では非常にわかりやすいものだ、とも教わりました。

それからぴっくりしたのが、
グルグル回して嵐の風の音を再現する特殊な楽器や、
人の背丈の倍ほどもある金色のプレートをブルブル振るわせて音を出す楽器!
こんな楽器があったのか!?と大変驚きました。

やっぱり生の演奏は素晴らしい!
「耳で聴く」というより「体全体で感じる」といった表現でしょうか。

何枚も入った重いパンフレットの山をもらいました。
これをゆっくりと眺めつつ、
また演奏会に行ってみたいと思います。

麻倉未稀

2004年10月29日

hero.jpg

昨日、新宿のアイランドタワーで、
スクールウォーズ」の主題歌「ヒーロー」でお馴染みの
麻倉未稀さんのミニライブがありました。

開始時間は5時半だったので、休憩時間に抜け出し、
生ライブを鑑賞。
寒空の下、野外にも関わらず大勢の人たちであふれていました。

1曲目があの「ヒーロー」だったのですが、
その時はまだ会場に到着しておらず、
残念ながら聞き逃してしまいました。

その後、カバー曲が続いたのですが、
5曲目にあの「スチュワーデス物語」の主題歌、「フラッシュダンス」を熱唱!
会場のボルテージもうなぎ上り!
最後は「ヒーロー」のジャズバージョンで、
しっとりとした大人の「ヒーロー」を満喫しました。

45分くらいのミニライブだったのですが、
聴いていて感じたのは、
麻倉未稀さんは本当に「歌う」ことが好きなんだな〜ということ。
なんというか、まさに楽しんで歌っている、というのがヒシヒシと伝わってきました。

アンコールはアカペラでの「Amazing Grace」。
透き通った声が、寒空の西新宿のビル群に鳴り響いていました。

Ivory

2004年11月10日

おおー!
すぐにでも試聴してみたい!

グランドピアノ音源集「Ivory」を発売
http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0411/09/news044.html

http://www.minet.jp/synthogy/


スタインウェイの音を聴いたことがありません。
どんな音がするのかな〜?
楽しみです。

ゆらゆら帝国

2005年01月08日

yurayura.gif

かっちょいい!
シンプルな楽曲に
独特の世界観を持つ、
3ピースのロックバンドです。

ゆらゆら帝国
http://www.yurayurateikoku.com/


▼album
「3x3x3」
「ミーのカー」
「ゆらゆら帝国III」
「ゆらゆら帝国のしびれ」
「ゆらゆら帝国のめまい」
「な・ま・し・び・れ・な・ま・め・ま・い」

▼single
「発光体」
「ズックにロック」
「太陽の白い粉」
「ゆらゆら帝国で考え中」
「ラメのパンタロンetc」
「冷たいギフト」

大好きなCMソング

2005年03月01日

最近のCMソングでいい感じなのは、
ANAのチケットレスの曲。

ANA チケットレスサービス
http://www.ana.co.jp/ana-info/smart-e/osakini/


「チ、チ、チ、チ、チケットレス」
「簡単ラクチン、チケットレス」
と警戒に始まるその曲はとっても気持ちいいです。

昔から大好きなCMソングがあるのですが、
その中でも思い入れの深い、
2つをご紹介します。


一つはクレハの「キチントさん」のCM。

キチントさん商品Q&A
http://www.kureha.co.jp/living/06qa3/index2.html#a


掃除機の中袋とか、そういった家庭用品のブランド名なんですが、
そのCMソングのメロディが秀逸なのです。
「こ〜んんにちは、キチントさん、キチントさん、キチントさん」
「こ〜んんにちは、キチントさん、キチントキチントさ〜ん!」
ってな感じで、頭から離れません。
もうCMを放送しなくなってだいぶ経ちますが、
なんとか音源を手に入れたいものです。


もう一つは明治の「STEP」です。

明治ステップ
http://www.meiji-hohoemi.com/info/catalog/step.html


赤ちゃんの粉ミルク製品なんですが、
こちらもまた、独特のメロディライン。
出だしのメロディが変わった動きをして、
頭から離れませんん。
歌詞を忘れてしまったのですが、
これは機会があったら、簡単な音源を作ってみたいと思います。
(こういうなのって公開してもいいのかな?)


共通して言えることは、メロディが非常にシンプル。
シンプルで耳に残るというのは、
作るのとっても難しいです。

久しぶりに心地よいCMソングを聞いて、
昔から大好きなCMソングを思い出しました。

音楽とWebと

2005年03月30日

是非、スピーカーから音を出してご覧ください。

Vodafone Design File
http://www.vodafone.jp/designfile/


以前ご紹介した「FOREST FOREVER」や、
このサイトを見て、「音楽とWebと」の
これからの関係について、
少しだけ未来を感じることができました。

まだまだ高速とは言い難いのかもしれませんが、
ブロードバンドユーザーの数は飛躍的に増えました。
そのおかげで、
僕もはばかる事なく、
自分のサイトでオリジナル曲を公開できたりもしています。

少し昔なら、数メガのファイルをダウンロードしてもらうのにも、
大変な時間がかかっていました。
数年前のネット環境と比べても、
すごいスピードで高速化されてきています。

そしてその高速化に伴い、
Flashアニメーションをふんだんに使用したサイトや、
こうした音楽を積極的に取り入れたサイトも現れています。
そして何より感じるのが、
その音楽(楽曲)のレベルの高さです。

これは単に「サイトのおまけ」として音楽が取り入れられているのではなく、
サイト構成要素として、
しっかりと音楽の重要性が認識されてきたのではないか?
と感じるからです。

そしてそれは、テレビやラジオなどの既存メディア並みに、
益々その重要度は増すのではないか?と。

今後、光ファイバーなど、さらにネットが高速化されていけば、
ますますWebと音楽との組み合わせは広がっていくのではないか、
と期待しています。

ネット放送の本格化や、それに伴うCMの放送、
ブランディングサイトでの活用や、
既存サイトとの組み合わせ等々、
音楽とWebは密接に関わっていくことが予想されます。

これから音楽の仕事を志す者としても、
Webでの経験を活かして、
音楽とWebとの「これから」に、
加わっていければと思います。

黄昏エレジー!

2005年04月20日

次回7月の劇団イエロードロップスさんの公演に
参加させていただくこととなりました!
公演のタイトルは「黄昏エレジー!」


イエロー・ドロップスのむふふなノホホン日誌
http://hidamari-sato.jugem.jp/?eid=253


劇団イエロードロップス
http://www.geocities.jp/yellowdrops94/


当初は楽曲を提供させていただきたい!
と思っていたんですが、
なんと舞台にも出させていただくことに!
ひええ〜。
舞台で生演奏です。
ものすごく久しぶりなんで、
かなり緊張しそうです。

今朝、脚本のワカバヤシさんとお会いし、
次回公演のイメージや現時点での構想など、
熱く語っていただき、
大いにイメージを膨らませることができました。

よりよい楽曲を制作できるよう、
頑張りたいと思います!
劇団の皆さん、よろしくお願いします!

最近の曲作りですが

2005年10月24日

「2週間おきに出します!」
と言っておきながら、
前回発表してから、
1ヶ月以上経っています。

複数の曲を同時に作っているのですが、
どの曲も、なかなか「よし!完成!」とまでは、
至っておりません。

ある程度は完成に近い形になっているのですが、
「もっとこうできるんじゃないか?」とか
「もうちょっとこうしたい」
という欲求が常にあり、
納得した形としては発表できないでいます。

これまでのどの作品も満足いった作品など一つもなく、
常に不満というか、
「もっとレベルを上げたい」と望んだまま発表したものばかり。

これは良いことでもあり、悪いことでもあり、
日々反省しつつ、過ごしております。

「創造する」ということは、
現状に満足することなく、
常に挑戦を続け、
よりよいものを作りたい!
という欲求を持ち続けることであろう、
と思っているのですが、
なまじ今はたくさんの時間があるだけに、
最後の「踏ん切り」をつける部分で、
渋ってしまう自分がいるのです。

どこかである種の「あきらめ」をつけて、
作品は発表せねば、とは思います。

こう書くと、俺ってば
「自分に自信がないのかな〜」
なんて思ってしまいますが、
やっぱ作品には自信が持てないんだろうな〜。

無条件の「自信」というものは、
持てないものかもしれないけど、
「今の自分の力で精一杯やった!」
と思える作品を作ることはできると思っています。

こういった積み重ねを続けるしか、
自分は成長できないですね。
一歩一歩、確実に進む。
でもその歩みが遅いだけに、
時折、自分に対して苛立ちを感じたりしますが、
「いや、一歩一歩だ!」と、
日々、堂々巡りの繰り返しです。

悩みながら迷いながらも、歩き続けるしか道は続かないですね。
うおお〜!どこかでこの殻をぶち破るぞー!!

Podcasting

2005年11月10日

最近、朝の日課として、
Podcastを聴いています。
iTunes Music StoreでPodcastを扱うようになって、
とっても身近になりました。

ボタン一つでポチっとな!
一度登録すれば、
後は最新のPodcastが自動配信されます。
もちろん全て無料です。

PodcastingってAMラジオの良さを伝えるのに最適ですね!
しゃべくり中心というか、
「しゃべくりのラジオを聴く」というスタイル。
営業やってる友達が「AMラジオは最高や!」
と言っていたのが、納得できました。


ラジオつながりで少し脱線するのですが、
思い起こせば、
中学生くらいの頃って、
ラジオで必死に音楽を聴いてました。

当時はカセットテープ(CDはまだなかったかな?)
を買うお金もなかったし、
曲をかける前のDJのコメントを聞いて、
録音ボタンをポチッとな!

急に音楽がかかったりした時は、
見切り発車で録音するんですが、
あーこれ録音してよかったな〜っていう曲もあって、
新しい曲に触れるキッカケの一つでした。

名前はわかんないけど、
「これいい曲だな〜」って言うのはよくあって、
何年も経ってふとしたキッカケで曲名がわかって、
感激したこともしばしばです。

音楽に関していえば、
iTunesにはかなり前から、
「ネットラジオ」のチャンネルがたくさん登録してあって、
タダで高音質の音楽が聴けます。
これ、とっても素晴らしいです!


いつの間にか、
ラジオを聴くという習慣がなくなってしまってたんですが、
Podcastingをキッカケに、
新しいラジオとの付き合いが始まりました。

しばしお待ちを

2005年11月18日

もうちょっとで新曲出せそうです。
しばしお待ちを!

PSE法への署名お願いいたします

2006年02月25日

電気用品安全法(PSE法)に対する署名 - 日本シンセサイザーブログラマー協会(JSPA)
https://www.jspa.gr.jp/pse/


PSE法とは「電気用品安全法」といって、
電気の安全管理を目的とし、
漏電・火災・感電などの事故防止と
粗悪品を排除してきちんとした電源部品で運用管理する
という目的で2001年4月1日より施行されました。

具体的には「PSEマーク」のない製品は流通できないですし、
このマークを貼って流通させるためには、
基準を満たすように電源部分を改造したりしなければなりません。

今年4月に猶予期間が終了し、
法律の運用が開始されるのですが、、、
こんな法律がいつの間に施行されていたのか、
一般ユーザーレベルまで全く伝わっていませんでした。

これがまた大問題!
この法律の対象となる電気製品には、家電製品を始めに、
電気楽器、電子楽器、音響機器も含まれる為に、
音楽業界の様々な人たちに影響を及ぼしてしまいます。

PSEマークのない楽器類は販売・流通が禁止されてしまいますので、
中古機材市場、下取り市場が閉鎖せざるをえなく、
貴重な中古楽器の市場がなくなってしまいます。

準拠するために、電源部分を改良すると、
音や性能が著しく変わってしまい、
その楽器を使用する意味がなくなってしまいます。

今でも愛用者はたくさんいますし、
現役バリバリで活躍している機材ばかり。
ビンテージものの楽器や機材は、
古いからこそ味わい深い音が鳴りますし、
これは代え難い財産です。

今回の署名の趣旨をよくお読みいただき、
何卒ご協力よろしくお願いいたします。

キーボードが・・・

2006年03月09日

壊れました!
ガーン。

掃除の時に立てかけてたんですが、
何かのはずみでぶつかってしまい、
ガチャーン!
モロ倒れました。。。

電源も入るし、
まあ大丈夫かな〜よかった〜と思ったんですが、
ボリュームスライダーがなんかおかしい。
強く鍵盤を弾くと、
ギュインギュインと勝手にボリュームが増減します!
しかも、鍵盤弾いた箇所によって、
増減の幅が違う!

うう、修理に出さないとなー。
でもこれって普通に使った範疇に入るんだろうか。
保証期間はまだ範囲内なんで、
これはなんとか無料で修理してもらおう!

新曲です

2006年12月26日

約一ヶ月ぶりに新曲出しました。

冬の朝、東の森へ
http://www.nakagawax.jp/music/


できるだけ大きい音で、大きなスピーカーで聴いていただけると有り難いです。
ご意見・ご感想ございましたら、よろしくお願いいたします。

McCOY TYNER TRIO

2007年02月09日

mccoy_tyner.jpgBLUE NOTE TOKYOにて、マッコイ・タイナー・トリオを聴いてきました。
来日は約一年ぶりだそうですが、生で聴くのは初めてです。
低音ゴリゴリのプレイスタイルが大好きで、スケジュールが決まった時から楽しみにしてました。

さすが存在感は圧倒的で、マッコイ・タイナー氏の登場に、ガラリと空気が変わります。
プレイも、鍵盤を叩きつけるダイナミックなタッチと、繊細で広がりのある独特なハーモニー。
鍵盤の見える位置に座れたので、「おお〜なるほど〜」って感じで、運指もバッチリ拝めました。

しかし、、、残念ながら、年齢的な衰えは否めませんでした。
御年68歳。
歩くのもかなり大変そうで、体調も悪かったのでしょうか。
演奏中も、何か納得がいかなかった様子が伺いしれました。

ですが、トリオでの息の合った演奏はさすが。
3人の個性が織りなす音のパンチ力には、興奮せずにはいられません。
特に、エリック・カマウ・グラヴァット氏のドラムは年齢を感じさせない、若々しく荒々しい迫力あるものでした。


McCOY TYNER TRIO
http://www.bluenote.co.jp/art/20070208.html

roka

2007年03月31日

roka友達のちかまっちゃんが活動しているユニット「roka」の初アルバムが完成しました。

rokaは、ちかまつ はるみさんがボーカル,ギター、笹直人くんがピアノという構成で、ちかまっちゃんの透明感溢れる歌声と、笹くんの洗練されたピアノバッキングが魅力のユニットです。

このアルバムの3曲目には、「雨」という曲が収録されています。
これは、かれこれ7、8年くらい前に、近松っちゃんと組んでいたユニット「Green Glass」で作った曲なんですが、それを今でも歌い続けてくれているのです。

作曲した者として、これは本当に嬉しいことですし、ただただ感謝の気持ちで一杯です。
昔の曲を今も歌ってくれてるなんて、最初に話を聞いた時は、胸が一杯になりました。
そしてその曲を、昨年夏に京都帰省した折に、彼女のギター弾き語りで聴いて、目頭が熱くなりました。

彼女とは、京都の音楽学校からの友達なんですが、こうやって頑張っている姿を見ると、勇気をいただきます。
そして、音楽が好きだからこそ、続けていくことが何より大切なんだと、改めて思います。

京都やお近くにお住まいの方は、是非rokaのライブに足を運んでみてください。


rokaのホームページ
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=chikamatsu

megumi-okumoto.com 公開しました

2007年07月04日

megumi-okumoto.jpg友人のミュージシャン 奥本めぐみさんのオフィシャルサイトを公開しました。

奥本めぐみ オフィシャルサイト
http://www.megumi-okumoto.com/


デザインは相方が作成し、ディレクション・コーディング他、残りの作業は僕が担当しました。
写真はプロのカメラマンさんということで、クオリティの高さは段違い。

去年の11月頃から少しずつ動き始め、数度の変遷を乗り越えて、なんとか公開にこぎつけてホッとしています。

今回は後々の更新作業や、ブログにも同じテイストのデザインを適用することを考慮に入れて、初めてフルCSSで制作しました。
なんせCSSは、ブログのをチョチョっといじる程度だった(構造は理解してましたよ!)ので、ほとんど一から勉強し直し。
せっかく覚えるんだから、手打ちで書けるようになろう!を合い言葉に、勉学に励みました。

幸い、相方から上がってきたデザインは、CSSで最初に取り組むにはうってつけのシンプルなレイアウトだったので、色々試しながら作ることができました。

それにしても、以前ヤスヒサさんのセミナーで伺った内容はとても役立ちました。
セミナーは3月だったんですが、やっとこさ活かすことができました。
ありがとうございました!


奥本さんは、関西を中心に精力的に活動されています。
ものすごいメンツの仲間とともに、これからさらなる飛躍を目指して、ますますご活躍されることでしょう!
今後は東京方面でも演奏活動されると思いますので、関西の方はもちろんのこと、関東の方もまた是非足を運ばれてはいかがでしょうか。

下北沢 JAZZ マサコ

2008年02月15日

jazz_masako.jpgJAZZ喫茶というのは、以前友達に吉祥寺の「ジャズ喫茶メグ」に連れて行ってもらったのが、初めての体験でした。
独特の店構えに味わいのある店内の雰囲気。
超巨大なスピーカーから流れるその音は、まさに圧倒的な迫力。
椅子の配置が独特で、壁伝いに並んでいて、まさにJAZZをじっくりと聞く環境が整っていました。

それからだいぶ月日は経ちましたが、念願だった下北沢のJAZZ喫茶「マサコ」に、やっと行ってきました。

ちょっとだけドキドキしながら店内に入ると、まさしく思い描いていた以上に、歴史を感じさせる味わい深い雰囲気。

書棚には漫画やJAZZ関連の書籍や雑誌が並び、壁にはJAZZのチラシや絵が所狭しと飾ってあって、ファンにはたまらない場所です。
もちろん、JAZZ好きじゃない人にも雰囲気が良くてオススメですよ。

コーヒー一杯の注文で2時間まで粘れますが、2時間以上いる場合はもう一杯頼んでくださいとのこと。
うんうん、確かにここならみんな一杯でずっと粘るのがわかります。

相方とたっぷり2時間、素晴らしい音楽を大音量で満喫しながら、ゆったりとした時間を過ごすことができました。

笹塚からは自転車で10分くらいなんで、非常に近いんですが、最近下北沢に行く用事がなかったので、約半年ぶりくらいの下北沢訪問。

件の再開発の問題で、北口側はどうなってるのかな〜と思いきや、以前にも増して新しいカフェがたくさん出店されており、びっくり!
チラッとしか覗いてませんが、面白そうなお店もいくつかあったので、また今度フラッと足を運びたいと思います。


JAZZ マサコ
http://www.jazz-masako.jp/


感動のスピーカー「TimeDomain Yoshi9」聴いてきました

2008年08月23日

yoshii9.jpg先月の土曜日に、約2年半ぶりにフランスから帰国している友人と、以前から「行ってみたいね〜」と話していた「TimeDomain(タイムドメイン)」というスピーカーメーカーの試聴室に行ってきました。
場所は南青山にある「南青山試聴室」です。

表参道駅A4出口を出て、青山通りをしばらく真っすぐ。
「ポプラ」と「エイベックス」のビルの間にある「長者町通り」という、路地をひたすら真っすぐいくと、住宅街に馴染むかのように、その試聴室はありました。


中に入って早速音楽を聴かせていただくことに。
曲は「Ann Sally」の「I wish you love」

な、なんて響きなんだ。。。
い、一曲目から度肝抜かれました!
息を呑む美しさ。
圧倒的かつ衝撃的な素晴らしさです!!
まさに筆舌に尽くし難し。

Ann Sallyの声の響きやその吐息、息遣いまで鮮明に聞こえ、その場の空気までが伝わってきます。
まるで歌っているその場にいるかのような錯覚。
音の「質感」が全然違います。


さらに、Keith Jarrettの超名盤「ケルンコンサート」では、ドイツ版のレコードと、CD、それから、日本版のレコードを視聴させていただくことに。

同じ演奏のはずなんですが、録音の仕方やレコードのカットの仕方によって、全然聴こえ方が違います。
こんなにも違うものなのかー!?
しかも、同じレコードでもドイツ版と日本版で全然違います。

ドイツ版は、高音がシュワーっと響き合ってる感じ。
日本語版は、音の粒が小さく、なんだかもの足りませんでした。
CDは、音が「パキッ」とハッキリした感じ。


また、この日のために持っていった「F.S.Blumn」のCDを聴かせていただいたのですが、あれれ!?
今まで聴いたことない音が鳴ってます。

お伺いすると、スピーカーから出る音が打ち消し合わないので、小さく細かい音までも鮮明に聴こえるのだそうです。
これには本当に驚きました。


TimeDomainのスピーカーは、従来のスピーカーのように「高音用」や「低音用」など区切ったり、また音を加工(付け足したり)しません。
設計思想として「ありのままの音を出す」ことに、全てが注がれています。
だから、アコースティックの空気感や質感が、鮮明に伝わってきたんですね。

プレーヤーは、高価なものではなく、逆に安いもののほうがいいそうです。
高価なプレーヤーは、音が加工されてしまうそうなんですね。
安いプレーヤーは、逆に音を加工しないので、録音された音そのままが出るのだそうです。
推奨されていたCDプレーヤーは、なんと16,800円のポータブルプレーヤーでした。


改めまして、このスピーカーとアンプのセットで、お値段「315,000円」。
値段だけ見ると、とても高く感じますが、一生ものとして考えると、決して高い買い物ではないなーと思いました。
いや、、、これは安すぎるかもしれません。

視聴室は全国にあるので、興味のある方は是非聴いてみてくださいね。

それにしても唯一の懸念材料は、猫飼ったらスピーカーに登られるんじゃないか!ってことだけです(笑)


TimeDomain
http://www.timedomain.co.jp/


TimeDomain 南青山試聴室
http://www.timedomain.co.jp/listen_room/td_aoyama.html


TimeDomain Yoshi9
http://www.timedomain.co.jp/product/yoshii9.html


RADIOHEAD JAPAN TOUR 2008

2008年10月05日

RADIOHEAD JAPAN TOUR 2008.jpg先週からずーっと風邪ひきっぱなしなんですが、そんな中、なんとか薬をかきこんで、念願のRadiohead(レディオヘッド)のコンサートへ行ってきました。

場所は、さいたまスーパーアリーナ
観客は、ざっとみて約4万人くらいは入っていたと思います。
今年の1月にチケットを買って以来、待ちに待ってました。

RADIOHEAD JAPAN TOUR 2008
http://www.creativeman.co.jp/2008/radiohead/


まず前座は「Modeselektor」というDJ二人組によるプレイ。
(オフィシャルサイト面白いですね)
映像とリンクしたプレイは素晴らしく、観客の熱気も高まります。

そして休憩をはさんで、いよいよRadioheadのメンバーが登場。
最新作「In Rainbows(イン レインボウズ)」のナンバーを中心に、コンサートは進行します。

熱情ほとばしる激しい曲も、内なる情感を込めた静かな曲も、どれもこれもが印象深く、ググっと心に響きます。
何度も何度も、鳥肌が立ちました。

全体を通して言えるのは、曲やフレーズが非常に「シンプル」なこと。
シンプルだけど、単純じゃない。
ごちゃごちゃ音数を増やすのではない、贅肉を落とした「これぞ」というフレーズの組み合わせで、曲が構成されています。

また舞台装置も素晴らしく、たくさんの棒が舞台上に並んでいるので「何に使うのかな〜?」と思っていたら、それら全体がきらびやかに光り輝き、バックの映像とリンクして、とても美しかったです。
「グリーンとパープル」など、色の組み合わせも面白く、非常に参考になりました。

バックの映像は、舞台各所にカメラが設置されていて、リアルタイムの映像が大きく映し出されていました。
細かい表情やプレイがよく見れて、また前述の光る棒ともあいまって、とても美しかったです。

それにしても、Thom Yorke(トム・ヨーク)めちゃくちゃかっこいいですね!
アコースティックギター二人でのプレイでミスって「Again!」と言ってやり直したのは、ご愛嬌。

相方が勝手に「職人」と呼んでいたJonny Greenwood(ジョニー・グリーンウッド)は、ステージ上で次々に別の楽器を演奏し、まさに職人芸のように楽曲に彩りを与えていました。

アンコールも2回やってくれて、心ゆくまで堪能できた、ほんと大満足のコンサートでした。
次来るのは、何年後なんだろうな〜。

機会があったら、是非アルバム聴いてみてください!


Radiohead - DEAD AIR SPACE
http://www.radiohead.com/deadairspace/

EMI Music Japan | Radiohead(レディオヘッド)
http://www.emimusic.jp/international/artists/radiohead/

レディオヘッド - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/レディオヘッド

ハナレグミ 家族の風景

2009年04月06日



About

nakagawax (Nakagawa Masaru)

京都に生まれて育ちました。
東京で作曲・編曲活動しています。

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