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2006年07月 アーカイブ

ドイツ対ポルトガル

2006年07月08日

両チーム共に、準決勝は素晴らしい戦いでした。

本当にギリギリまでイタリアを追いつめたドイツ。
下馬評の低かった開催国は、
試合を重ねるごとに、着実に力をつけていきました。

何よりクローゼ、ポドルスキの両FWの連動性が素晴らしい。
見事なコンビネーションが構築されました!

それに加えて、バラックを中心として、
中盤の右のシュナイダー、
左のシュバインシュタイガー、
左サイドバックのラームを加えた波状攻撃は、
伝統のパスサッカーを見事に継承しています。

唯一の弱点と考えられるディフェンスラインですが、
開幕当初に露呈した不安定さはなくなり、
随分と安定してきました。


一方、ポルトガルはチームとしての完成度、その構成が見事です!
フィーゴ、C.ロナウドの両サイドの切れ味鋭い突破は破壊力抜群。
デコを中心にマニシェ、コスティーニャの攻守に渡る素晴らしい動き。
それに加えて、ミゲル、ヌーノ・バレンテの両サイドバックを交えての
チームの連動性は美しさがあります。
リカルド・カルバーリョ、フェルナンド・メイラのセンターバックも
非常に安定しています。

弱点とすれば、絶対的なFWがいないこと。
パウレタは力を発揮しきれていません。
しかし、ドイツにはクローゼ、ポドルスキがいます。
この違いは非常に大きい。

控え選手の陣容は両チームとも素晴らしいです。
ドイツは、ボロブスキ、ノイビル、オドンコールが、
ボルトガルは、シモン、ウーゴ・ヴィアナ、ティアゴが、
それぞれ投入後、効果的な動きを発揮しています。

両チームともW杯を通してチームの完成度が高まり、
この試合もめちゃくちゃ面白そうですね!
うむむ〜早起きして生で観るぞ!!

イタリア対フランスだ!

2006年07月09日

昨日のドイツ対ポルトガル戦は、
両者打ち合いの面白い試合でしたね!
試合のテンポがほんと速かった!

ドイツは、シュバインシュタイガーの見事なミドル2発!
オウンゴールも誘って、積極的な攻めが功を奏しました。
ポルトガルは惜しいシーン何度もあったんですが、
カーンの素晴らしいセーブが光りました!


W杯も残すところあと1試合!
決勝戦は、イタリア対フランスになりましたね。
この組み合わせは予想できなかった!

イタリアは参加国最強のディフェンスを誇り、
これまでオウンゴールでの失点のみというのは驚異としか言いようがありません。
さらに連動性のある攻撃と強力な攻撃陣を備え、
高いレベルでバランスのとれたチームになっています。

特筆すべきは、攻撃面ではピルロ。
守備面ではカンナバロの動きです。

ピルロはキープ力があり、滅多にボールを失いません。
尚かつ視野が非常に広く、的確にボールをさばき、
チームをどんどん動かしていきます。
加えて、長短織り交ぜた決定的なパスを出すこともでき、
これまでのイタリアのMVPに上げれるんじゃないでしょうか。

カンナバロは身長175cmとDFとしてはかなり低いのですが、
それを補って余あるカバーリング能力が光ります。
危機察知に優れ、ポジショニングが絶妙。
見ていて美しいディフェンス、惚れ惚れします。

トッティについつい注目が集まりがちですが、
加えて、ペロッタ、カモラネージ、グレッラ、ザンブロッタの両サイドに、
ピルロを交えた攻撃は、連動性に優れ、
効果的で効率的な攻めにつながっています。


一方、フランスはかつての優勝メンバーをメインに据え、
これまでの経験と実力に加えて、勢いまで手にいれてきました。
グループリーグではチグハグが目立っていましたが、
ここに来てチームとしての完成度が俄然増しました。

改めて言うまでもないですが、やはりジダンは素晴らしい。
絶頂期を彷彿とさせるような、トップフォームを維持し、
チームに躍動感を与えています。

そして、リヴェリーはワールドクラスへ向けて一皮むけた印象。
グループリーグでは空回りしていたのですが、
見違えるような素晴らしい動き。
自信を持ってドリブルする様は、さらなる活躍を期待させます。

ディフェンスはなんといっても、
ヴィエラ、マケレレの両ボランチが特筆すべき動き。
加えて、テュラム、ギャラスのセンターバックは、
素晴らしい経験を元に、非常に安定しています。

唯一不安点を上げれば、
イタリアのデルピエロやジラルディーノ、イアキンタのように、
途中交代で活躍している選手が少ないこと。
交代によって効果的に活性化しているとは言えません。
逆にイタリアは控えの選手にもクオリティの高い選手が多い。

今大会ではこの途中交代のタイミングや選手によって、
勝敗の分かれる事が非常に多く、
ギリギリの戦いになった時に、果たしてどういった展開になるか。
もちろん早起きして観ます!

熱狂の幕切れ

2006年07月13日

ついにドイツW杯が終わった。
決勝のイタリア対フランス戦。
1-1のまま延長戦共に譲らず、迎えたPK戦を制したイタリアの優勝。

試合は一進一退の素晴らしい展開で、
まさに手に汗握る好ゲーム!
フランスが常に主導権を握るも、最後の最後でイタリアが踏ん張る。
延長に入ってもフランスの攻勢は続き、イタリアは耐える展開。
そして事件は起こった。。。

それにしても、なんとも悔やまれる。
W杯決勝でしかも自身最後の試合。
なんとか我慢してほしかったのだが、
やはりそこはジダンだった。
これも含めて最後までジダンだった。

大ファンではなかったが、
サッカーの歴史に残るほどの偉大な選手。
頭突き自体は酌量の余地はないが、
最後の幕切れがこれでは、あまりに不憫に思えた。

優勝はイタリアだったが、
いい意味でも悪い意味でも、
今大会はジダンの大会になったように思う。

それにしてもMVPには驚いた。
たしかに素晴らしい活躍だったが、
個人的にはイタリアのカンナバロがMVPだったように思う。

それにしても、今回のW杯はほんと面白かった!
予選から目の離せない試合ばかりで、
決勝トーナメントは番狂わせが少なく、
強いチームが順当に勝ち上がり、
拮抗した白熱の好ゲームの連続!

歴代で2番目に得点の少ない大会だったにも関わらず、
それに対する不満は感じなかった。
それどころか、一点を巡る戦いのスリリングさに圧倒され、
もう鳥肌が立ちっぱなし!

非常にハイレベルな試合を目の当たりにし、
もしこの試合で日本が戦っていれば、、、と想像すると、
とても太刀打ちできるレベルじゃない!と愕然とし、
改めて日本代表のレベルの低さを痛感した。


日韓大会は試合も生で観戦できて大満足だったのだが、
大会自体には不満の残るものだった。
宇都宮徹壱さんがコラムで書いてるように、
「W杯って、こんなものだったのだろうか」
まさにその通りだった。

しかし、今大会は違った。
試合のレベルの高さ。
サポーターの応援の質の高さ(特にイングランド!)
レフェリングの全体的なレベルアップ(一部問題はあったが・・・)

前回の反省を活かして、開幕前2週間明けたのが功を奏し、
選手のコンディションはすこぶるよかった。
これは素晴らしい大会になった一つの要因だと思う。
改めて欧州開催のW杯の素晴らしさを実感した。

次は2010年、南アフリカ大会。
これに向けて我らが日本代表も、
オシムという監督を迎えて、
新たな船出を迎える。

期待と不安の渦巻く4年間を経て、
日本代表はきっと出場してくれると信じている。
また4年後、熱狂の幕開けがやってくる!
う〜ん待ち遠しい!!!

山田小説新作と宵々々山

2006年07月14日

山田小説の新作2つを公開しました。

-カナシミの仕事
-ムダムダムダ
http://www.nakagawax.jp/novel/


山田氏のネット環境が整い、早速大量の新作いただきました。
順次公開していきますので、よろしくお願いします。


それから、今日は祇園祭の宵々々山(よいよいよいやま)です。
あ〜もうこの季節がやってきたんだな〜。
宵々山、宵山、そして山鉾巡行と、
祭りはピークを迎えます。

去年はこの季節に帰省して、
何年振りかで行ったんですが、
やっぱり祭りはいいですね!

なんともいえない高揚した雰囲気。
大勢の人たちの熱気もあいまって
蒸し蒸し暑い夏の夜。
コンコンチキチン、コンチキチン。
祇園囃子の音色が響く。

京都を離れて暮らして、
改めて地元のお祭りの魅力を再発見できました。


祇園祭2006:京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gion/gion.html

ネットショップ

2006年07月27日

友達がネットショップを開きました。
よろしければ覗いてみてください!

shop.d4japan.net
http://d4japan.net/

バルセロナの大あくび猫

2006年07月29日

バルセロナの大あくび猫


バルセロナ、グエル公園前にて。
大あくびする猫と、木陰にうずくまる猫たち。


今回の旅で猫を見たのは、初めてにして唯一だった。
日本で何気なく見かける、愛くるしい野良猫たちが、全くいない。
見かけるのは犬ばかりで、猫好きの僕らは少しガッカリしていたのだが、
そこで出会った嬉しい驚きだった。

ゲップの音!?

2006年07月31日

RICOHのCMなんですが・・・

■いいね、ジェルジェット 女性編/男性編
http://www.ricoh.co.jp/advertisement/cm/09/index.html


最後の「グァ!」っていう音って、
どう聞いてもゲップの音にしか聞こないっす!!!
あれってほんとは何の音なんだろ???

About

nakagawax (Nakagawa Masaru)

京都に生まれて育ちました。
東京で作曲・編曲活動しています。

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