1998年4月10日(金)晴れ カトマンズ CAMP HOTEL Rs100ルピー
今日は朝の7時半過ぎに起きて、
歯磨きをしていたら、
ミランと奥さんのラトナが来た。
俺は今日こそちゃんと言おうと、
「もうガイドはいいよ。今までありがとう」
「今日はガイドはいいよ。
日本人の友達を空港まで送りに行くから」
と言った。
すると、
「オー、今日はガイドするつもりじゃなかった。
君の様子を見に来ただけだ」
と言ってくれ、少し嬉しかった。
そして、
「ダルバール広場でマーケットをやりに行くから一緒に行こう」
と言ったので、一緒に行くことに。
途中で別れて、一路、
パンパニカルベーカリーへ。
そこで、上野さんともう一人、
日本人の女性に会った。
山梨から来ているそうで、
もう10日、カドマンズにいるそうだ。
3人で朝食をとり、女性の方と別れて、
二人で行動する事に。
とりあえず、上野さんのホテルに戻り、
どこに行くか決める事にした。
結局、「バラジュー庭園まで行こう」ということになり、
ホテルの前でリクシャー(日本でいう人力車)
の少年と交渉。
30ルピーにまけてもらい、いざ出発!
結構な距離を進み、
「ここがそうだ」と降ろされた。
すると、「2人で60ルピーだ」と言ってくるので、
上野さんが激怒し、
最初に渡したお金を取り上げた。
すると「45ルピー」というので、
上野さんが「40ルピー」と言って、
その場はおさまった。
近くにそれらしきものがなく、
ブラブラ道に迷いながら
なんとかバラジュー庭園に到着。
思っていた程、大きくなく、
こぢんまりとした庭園で、
少しがっくりしたが、
花は綺麗だったので良かった。
山の上まで行き、子供達と話した後、
「ニューバスパーク」
というバスの操車場まで行った。
そこから23番の
「オールドバスパーク行き」のバスに乗り、
途中のタメル地区の近くで降りた。
(バスは好きなところで降りてもよい!)
そして、少し歩いたところにあった
小さいレストラン(食堂風)に入り、
カレーを食べようとしたが、
そこでも言葉の壁から上野さんが激怒。
そこからしばらくして、
ようやくタメル地区に帰って来た。
上野さんのホテルでしばらくくつろぎ、
近くを散歩がてら店を見て回った。
その後、またホテルで一服し、
「エベレストステーキハウス」へ行った。
店内は欧米人ばかりで、
ネパールにいるとは思えない空間だ。
そこで「Italian steck」を頼んだ。
大きい肉(拳くらい)が2つとポテトに野菜で、
とてもボリュームがあった。
(注:ネパールはヒンズー教なので、
牛は神聖な生き物ですが、
なぜか水牛は食べてもよいです。)
それを美味しく頂き、再び近くを散策。
その後、またまたホテルへ帰り、
ひとしきりしゃべって、
CAMP HOTELに戻った。
彼とは明日の朝、また
「パンパニカルベーカリー」
でおちあうことを約束した。
彼とは色々話しができ、とても嬉しかった。
初めて日本人の方と行動をともにし、
とても身近に感じられた。
それにしても、
今日はかなり歩いたので疲れたな〜。
明日は初めての洗濯と初めて体を洗う。
(4日お風呂に入ってません・・・)
明日は「ポカラ」に出発する準備の日にしようと思う。
おやすみ。
*山梨から来た女性の話しによると、
トレッキングへ出かけた時、
標高4000メートル〜5000メートル付近で、
日本人の中年の方二人(おそらく40歳代?)が、
高山病で亡くなり、遺体が並べられていたそうだ。
(亡くなる人のほとんどが日本の中高年らしい)
高山病をなめてはいけないと思った。