1998年4月9日(木)曇り時々雨 カトマンズ CAMP HOTEL Rs100ルピー
せっかくカトマンズに来たのに、
こう毎日曇りだと、とても残念だ。
ヒマラヤが見えたのは一回だけだ。(でもさすがに雄大だ!)
時々小雨がぱらつき、
運が悪いとしか言いようがない。
本には、「5日滞在して5日とも雨なら運が悪い」と書いてあった。
早く雄大な山々が見てみたいな〜。
昨日の晩からひどい下痢で、
2〜3時間おきにトイレに駆け込んでいた。
(トイレには便座がない!!!どうやってしたかは秘密・・・)
どうやらか風邪をひいたらしく、
頭が痛く、節々が痛い。
ネパールに来て、初めて最悪の体調だ。
12:30過ぎまで寝ていた。
その後、お金を両替するのと、
西遊旅行に行って、
ポカラ行きのバスチケットを買いに出かけた。
ネパール銀行で両替を済ませ、
絵葉書を一枚出しに、
G・P・O(中央郵便局)まで行った。
前日から何も食べておらず、
ふらふらになりながら、結構な距離を歩いた。
その後、西遊旅行に向かって
カンティ・パト通りを北上していたら、
途中で日本語を話すネパール人にあった。
名前を「バイラザ」といい、
27歳で、日本語学校に行っているそうだ。
彼の応対はとても親切で、色々話していたら、
「今から友人の所に行くので、少しだけ時間をくれませんか?」
という事だった。
しんどかったが「OK」と答え、
彼の友人の文房具屋さんまで行った。
そこで彼は、日本人からの手紙を出して、
「漢字の読み方が分からないので教えて欲しい」
との事だった。
快くOKし、読み方を教えてあげた。
そして「困ったことがあったら、いつでも相談してください、
暇な時や散歩に行くときは呼んでください」
と言ってくれた。
そこで俺は「ガイド代は出せません」と言うと、
「そんなのはいらない」と言った。
今までの経験から、ガイドは絶対頼まないでおこうと思っていたので、
少しひいたが(残念な事だ)、
彼は本当に良さそうな人なので、
俺も日本語を教えてあげる、と約束し、店を後にした。
それから、ダルバール・マルグ通りを北上し、
西遊旅行に到着。
そこで、4/12(日)発ポカラ行きミニバスを予約した。
値段は300ルピーでまあまあだ。
そこで、空港でもらえなかった出国カードをもらい、一安心。
店員さんも親切で良かった。
そうこうしているうちに、一人の日本人の方がやって来た。
息を切らせた関西弁で
「リコンファームの電話をしたが繋がらない、航空会社を教えて欲しい」
との事だった。
彼は去り際に「飯でも食べます?」と言ってくれたので、
彼が戻るまで西遊旅行で待つ事に。
待つこと約一時間。
彼は約束を果たし来てくれたのでよかった。
あんまり遅いので、心配していた。
彼の名前は上野さんといって、29歳の方だ。
今は医療関係の仕事をしているらしく、
とっても感じのいい人だ。
海外は3回目らしく、ネパールは初めてで、
今日着いたそうだ。
彼は直行便ではなく、関空からタイのバンコクへ行き、
そこからタイ航空で約3時間半でネパールに来たそうだ。
彼と意気投合し、俺のホテルまで案内する事にした。
ホテルでお互いのパスポートや現金を貴重品入れに入れ、
飯を食いに、タメル地区のエベレスト・ステーキハウスへ出発。
しかし道に迷ってしまい、
タメル地区の別のステーキハウスで
ピザ(Rs100)、フライドライス(Rs75)、
レモンソーダ(Rs15)、ビールなどを頼み、
楽しいひと時を過ごした。
そして彼の旅の仕方など色々教えてもらい、
彼のホテルも紹介してもらった。
そのホテルは「タシ・デリ」と言って、
ガードマンもおり、とても綺麗なホテルだった。
これで一泊8ドルは安いと思った。
そこでも色々話をし、明日8時半近くに、
「パンパニカル・ベーカリー」でおちあうことにした。
明日は初めての早起きだ。
今日は風邪薬を飲んでぐっすり寝よう。