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2004年09月 アーカイブ

9月1日

2004年09月01日

もう早いもので2004年もあと3ヶ月。
今年も走馬灯のように駆け足で走ってきたな〜。

一日を大切に、一週間を大切に、
そして一ヶ月を大切にして、
目の前の目標を一つずつクリアしていきたいと思う。

一日一善じゃないけど、
毎日何か一つでいいから、
自分の肥やしになることをやりたいですね。
それは、本を読んで新しい知識を得たり、
音楽を聞いて新しい刺激を受けたり、なんでもいい。

日々の小さな積み重ねが、
年月を経て大きな成果になることを期待して、
さあ、また明日から頑張ろう!!!

温度差

2004年09月04日

皆さんもご存知の通り、
プロ野球選手会が合併差し止めなどを求めた仮処分申請で、
東京地裁は選手会の申し立てを却下する決定をした。

プロ野球選手会、近鉄株主の仮処分申請却下 合併問題で
http://www.asahi.com/special/baseballteam/TKY200409030204.html


以下のページの表(画像)を是非みていただきたいのだが、
何故ここまで特別委員会を開くことを拒否し続けているのかがよくわかった。

http://www.asahi.com/special/baseballteam/


特別委員会での議案は4分の3以上の賛成がなければ議決されない。
選手会は特別委員会に選手4人を送れるのだが、
この4人が反対したら、4分の3以上の賛成を得られない事になり、
否決されることになるのである。

オリックス・近鉄、ひいてはパリーグとしては、合併自体が否決されることになり、
これは是が非でも避けねばならない。
特別委員会を招集する必要があっても、かたくなに拒み続けているのは、
これが原因だったのである。

そして東京地裁は差し止めの仮処分を却下してしまった。
時々、一般の感覚とはほど遠い判決が出ることがあるが、
久しぶりに「おいおい」と思うような、なんともお粗末な判断が下されてしまった。
選手会は即座に抗告したが、この流れだと仮処分が認められそうにはない。
このままではストは避けられないのではないか。

巨人のパリーグ移籍で5対5の2リーグ制といったような、
もう無茶苦茶な話が飛び出しているが、
この問題、全く着地点が見えてこない。

ファンの声が全く届いていない!
オーナー主導では、問題の本質が解決されるとは思えない。
公聴会というか、各球団でファンとの集いを是非実施するべきである。
着地点が見えない今こそ、ファンの声を拾い集め、
問題解決の糸口を見いだすべきではないだろうか。
球団とファンとの温度差はますます広がる一方だ。

Jリーグ百年構想に学ぶ

2004年09月05日

Jリーグの理念というのは非常に素晴らしい。
海外の例に習っているのだが、
具体的でわかりやすく、しっかりとした目標が宣言されている。

Jリーグ百年構想 〜スポーツ文化の確立を目指して〜
http://www.j-league.or.jp/aboutj/rinen/kousou.html

*併せて「Jリーグの理念・活動方針」や「プロスポーツとして」も是非


サッカーの利益のみを追求しているだけではない、
サッカーを通じて「スポーツ文化」を地域に根ざすことを目標としている。
(そういえば僕の大好きなスペインのサッカーチーム「バルセロナ」には、
サッカーの他にバスケットとアイスホッケーのチームがある)

で、野球はどういった理念があるのかな〜?と調べてみたが、
・・・ない。
プロ野球の大元である「日本野球機構」のサイトにはコミッショナーの挨拶すらない。
セリーグ・パリーグのオフィシャルサイトにも言うに及ばず・・・
おお!じゃあ最近よく聞く「野球協約」には書いてあるのかな〜?
と調べてみるが、オフィシャルサイトには軒並みありません。
検索書けて調べてみたら「プロ野球選手会」の公式サイトに置いてあった。
ここらへんからも、経営側と労働者側との意識の違いが感じ取れる。

日本プロ野球選手会公式ホームページ/野球協約、統一契約書ほか
http://jpbpa.net/convention/


ざっと野球協約を読み流してみたが(熟読は後日)
理念らしきものはひとかけらもなかった。
まあ協約なので当然なのだが、ルール(取り決め)のみ。

野球はこれから何を目指していくのかな〜?
協約に記されているように「野球最大の利益」を確保するのみ?
国民的スポーツとして広く愛されてきた野球も、統一した方向性というものがないのだろうか。
将来へのビジョンが見えてこない。

個人的意見だが、女性の野球参加も是非推進していただきたい。
オリンピックでも女子ソフトボールの活躍はめざましいのだが、
将来的には是非、女子野球のリーグも実現してほしいと思う。
そのためには義務教育レベルからの野球の普及が必要だ。
これからやるとしたら、10年20年のスパンが必要かもしれないが、
野球の将来を考えるのなら、これは必須事項だと思う。

アテネオリンピックでの女子サッカーの活躍は記憶に新しいところだが、
サッカーでは男女とも共通のルールで共通の競技を行っている。
まだまだ女性では競技している人も少ないし、プロリーグでもなく、
サッカーだけで飯が食えるという状態ではないが、
確実に女性の競技人口は増えている。
男女共通で参加できるスポーツとして、
これからもますます裾野を広げていくことだろう。

Jリーグはプロスポーツとしては後発ながら、
しかし後発故に新しい考え、理念を取り入れて理想的な活動をしている。
野球の発展を考えるのであれば、
よい考えを学び、取り込んで糧としていくべきではないだろうか。
柔軟な頭を持ち、柔軟な考えを身につける事こそが、
将来の野球界の発展につながるはずである。

SOULWAX

2004年09月08日

soulwax.jpg

UKのロックバンド。
パッと聞くと、いわゆる売れ線のロックバンド
に聞こえてしまうのですが、
じっくり聞くと、その楽曲の完成度、
豊かなメロディライン、
果敢に挑戦するその実験性に驚かされます。

特にアレンジが素晴らしい。
メロディに対して全く違和感がなく、自然なのです。
一方で、テクノテイストを加えた
一瞬、違和感を感じさせるような実験的なアレンジの楽曲もあり、
ロックの王道を突き進むような楽曲もあり、
また「Too Many DJ's」というサイドプロジェクトでDJプレイもこなす、
非常に音楽性に幅のあるバンドなのです。

Much Against Everyone's Advice」が1stアルバム。
アルバム名にもなっている「Much Against Everyone's Advice」はもちろんのこと、
「Proverbial Pants」「The Salty Knowledge Of Tears」
「Funny」「Too Many DJ's」などなど、
バラエティにとんだ楽曲が揃っています。
つい最近「Any Minute Now」という2ndアルバムが出たようです。
うむむ、これは早速聞かねば。

ダウンロード

2004年09月12日

nakagawax musicの楽曲をダウンロードできるようにしました。
選択しているクリエイティブ・コモンズのライセンスをご覧いただき、
自由にご活用ください。

nakagawax.jp-music
http://www.nakagawax.jp/music/


iPodに入れて楽しんでいただいたり、何かのイベントで流していただいたり、
ライセンスに沿って自由に頒布、演奏、放送していただいて結構です。

近日中に新たに1曲追加する予定ですので、またよろしくお願いします。

チャンピオンズリーグ開幕

2004年09月14日

サッカーのヨーロッパクラブチャンピオンを決める
チャンピオンズリーグがいよいよ開幕します!

スポーツナビ:チャンピオンズリーグ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/eucup/index.html


注目はなんといっても我らがバルサ!
初戦はスコットランドの強豪セルティックとの対戦です。
セルティックは現バルセロナFWのラーションが長年在籍したチーム。
古巣との対戦とあって、熱い戦いが期待されます。

プレミアリーグを圧倒的な強さで勝ち進むアーセナルは、
オランダの強豪PSVとの対戦。
アーセナルの優位は揺るぎませんが、
PSVも素晴らしいコンビネーションを見せるチーム。
侮れません。

また、前回優勝のポルトはCSKAモスクワと、
準優勝だったモナコは、プレミアの強豪リバプールと対戦。
ポルト、モナコともに主力が多数ビッグクラブに移籍したため
戦力ダウンは否めません。
(ポルトのデコ、モナコのジウリーは共にバルサに移籍)
再び旋風を巻き起こすのか?その力に期待しています。

その他、アヤックス対ユヴェントスも注目!
オランダ代表の将来を担うファンデルファールト、スナイデル擁するアヤックスと、
そのアヤックスからユヴェントスに移籍したイブラヒモビッチを加え、
トレゼゲ、デルピエロ、ネドヴェド等、ワールドクラスの選手を揃えるユヴェントス。
ローマから就任したカペッロ監督の手腕にも注目です。

果たしてビッグクラブが順当に勝ち進むのか?
はたまたユーロの時のように大どんでん返しが待っているのか?
おそらくはその両方があることでしょう!
期待に胸膨らませ、また眠れない夜がやってきます!
頑張って早起きするか、徹夜で見届けるか、、、
う〜ん、迷いますね〜。

避けられたはずのスト

2004年09月17日

このところ、あえて野球の話題は避けていたのですが、
今日は書かずにはいられない!です。

ご承知の通り、ついにストを行うことを選手会側が決断しました。

プロ野球、史上初のストライキが決定
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20040917-00000027-spnavi-spo.html


ついにというか、やはりというか、機構側との折り合いはつかなかった。
1試合1億円以上とも言われる経済的損失を被る為、
オーナーたちにとってはかなり厳しい結論となったのだが、
これまでの話し合いの経緯で、ずっとひっかかていたことがあった。
それはオーナー側、機構側の「危機意識の希薄さ」だ。

そもそもなぜ選手会側がストを決断するに至ったのか、
一番最悪の結果を選ばざるを得なかったのか、
ひとえにその責任は一番被害をこうむるオーナー達にある、といっても過言ではない。

もともとオリックスと近鉄の合併問題が持ち上がった6月の段階から、
選手会側は再三にわたってオーナー達との話し合いの場を求めていた。
にもかかわらず、「経営権の問題」の一点張りでいっこうに話し合いに応じようとはしなかった。
今回の「スト」という手段は選手会側にとっては最後の手段だったのである。
このことは全国のファンは十分承知している。

スト実施が現実化してきた中で、やっと交渉の場を持ったのだが、
さて持ったのはいいが、本当に話し合いをする気があるの?といった始末。
選手会最大の要求である「合併の1年延期、又は新規参入の積極的受け入れ」
をまともに議論しようとしていない。
先週の交渉後にもあいまいな言葉を並べ立て、うやむやにしようという姿勢が伺えた。

交渉後の近鉄球団社長の発言をとっても、
本当にストを避けようとしているのか?
また本当に選手会と話し合う心づもりがあるのか?
と大変疑問に思う。
合併見直しを検討する、ということでストが延期になったのに、
その直後に「合併白紙はない」と発言する始末。

こうやって順々に見てきても、やはり「危機意識の希薄さ」は否めない。
これあくまでも僕の推察だが、
オーナー側、機構側は「ストはなんとか回避できるだろう」
と甘く考え過ぎていたのではないだろうか。
「まあ、なんとかまとまるだろう」「本気でストするわけがない」と。

もっと真剣に、そしてもっと早くから真摯に交渉に応じていれば、
きっと今回のような結果にはならなかったと思う。
さんざんに選手をないがしろにしてきたオーナー達の認識の甘さ、
そのツケが回ってきたと思うのだ。

さあ、これから実際にストが実行されていく中で、
オーナー達自身で解決策を見いだせるのだろうか。
選手会を納得させる案は限られている。
いや、選手会だけでなく、全国のファン・国民を納得させられる案を提示しない限り、
延々とヒール(悪役)を演じ続けることになるだろう。
「避けられたはずのスト」は、もう避けられない。

DEEP BLUE

2004年09月21日

deep_blue.jpg

先日「DEEP BLUE」という映画を観ました。
映画館で観たのは久しぶりだったのですが、
本当に素晴らしかった!

圧倒的な映像美と荘厳な音楽の調べ。
自然の偉大さ、残酷さ、そして素晴らしさを目の当たりにしました。

英BBC製作のドキュメント大作。
ここでは語り尽くせない、知られざる世界がそこにはあります。


DEEP BLUE 公式サイト
http://www.deep-blue.jp/

自転車

2004年09月23日

毎日自転車通勤しています。

晴れの日は走っていて本当に清々しく気持ちいい。
夏はとても熱かったのですが、
ジリジリと照りつける太陽の日差しが、
また格別にいいのです。

そんな風に自転車で歩道を走っているのですが、
たまに歩道を並んで歩いている人たちがいて、
行く手をふさいでしまっている時があります。
そんな時、みなさんはどうしますか?

自転車のベルを鳴らす?
普通ならそうなのかもしれません。
でも、自分が歩いている時って、
あの自転車のベルって「どけよ!」って感じがするんです。
歩道は自転車が優先ってわけじゃないし、
なんか「どけよ!」ってのは嫌ですよね。

なので僕はいつも一声かけるようにしています。
どけよ!ってジャリジャリーン!って鳴らすんじゃなく、
「すいません、通らせてください」って。

たいていの人はすぐに気付いて道を開けてくれるし、
「あーごめんね」ってわざわざ言ってくれる人もいます。

ほんの少しの「心遣い」で、変わるものですね。
何も言わずにベルを鳴らせばそれで通れるのかもしれないけど、
わずかな「心遣い」を持って、気持ちよく自転車に乗りたいものです。

逆境ナイン映画化!

2004年09月24日

このニュースにものすごくびっくりしました!

玉山鉄二 映画で“逆境球児”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040924-00000021-spn-ent


普段はスルーするような話題なのですが、
むむっ、逆境球児???
逆境・・・
もしや・・・
と思ったら、やっぱりそうでしたー!
島本和彦氏原作の超弩級熱血青春野球漫画(長くてごめんなさい)
「逆境ナイン」の映画化が決定したとの話題でした!

この漫画、ものすごくマイナーなんですが、
ものすごく面白い!
冒頭からいきなり校長に「廃部だ−!」と宣告される逆境っぷり。
ここから主人公「不屈闘志」の熱き戦いが始まります。

逆境に次ぐ逆境にもめげず、ひたすら乗り越えていくひたむきさ。
名言多数!
感動必死の名作です。

鈴木タイムラー

2004年09月28日

先々週の土曜日、
朝方4時頃まで作業していて、
ふとテレビをつけたところ、
謎の番組が始まり出しました。

その名も「鈴木タイムラー」
http://www.thefreemall.jp/suzukitimeler/


その日は「キャディーさんの一日を追う!」という内容だったのですが、
生のニュース番組っぽく小刻みに中継が入り、
ある意味、心地よい緊迫感すらおぼえます。

キャスターの真剣な表情とコメントに、
リポーターの大げさなリポート。
途中に入るキレまくり占いはなんなんだー!?
と早朝からツッコミ入れまくり。

かなり厳しい時間帯なのですが、
機会があれば是非!
日曜、朝4時15分です!

About

nakagawax (Nakagawa Masaru)

京都に生まれて育ちました。
東京で作曲・編曲活動しています。

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